共依存とは?自覚のサインと抜け出すためのステップ



別居前。夫はギャンブルやお酒の問題を抱えていて、私はそれをなんとかしようと毎日必死でした。

「私が頑張らなきゃ、この家庭は崩れてしまう…」

そう思い込んで、気づけば自分の気持ちや時間を後回しにしていました。

さらに、子どもに対しても「嫌な思いをさせたくない」「子どもを優先しすぎて自分を犠牲にする」といった面が強く出過ぎることもあります。

どちらも、共依存の傾向から来る自己犠牲でした。

この記事では、夫婦・親子関係で現れる共依存の特徴と抜け出す方法をまとめます。


共依存とは?

共依存とは、相手の問題や感情に過剰に巻き込まれ、自分を犠牲にしてしまう状態のことです。

  • 夫婦の場合:相手の行動や気分に振り回される
  • 親子の場合:子どもの感情や行動の責任を背負いすぎる

私自身も、夫の問題だけでなく、子どもの小さな失敗や感情まで「私がなんとかしなきゃ」と抱え込んでしまっていました。


共依存になりやすい人の傾向

  • 自己犠牲がち:自分より相手や子どもを優先してしまう
  • 境界線があいまい:どこまでが自分で、どこからが相手・子どもか区別できない
  • 責任を抱え込みすぎる:相手や子どもの行動・感情まで背負う

自分が共依存か確認するチェックリスト

夫婦関係でのサイン

  • 相手の機嫌や行動に一喜一憂してしまう
  • 相手の問題を自分が解決しようと必死になる
  • 相手に嫌われることを過度に恐れる

子どもとの関係でのサイン

  • 子どもの気分や行動をコントロールしようとしてしまう
  • 子どもに合わせて自分の予定や欲求を後回しにする
  • 「子どもが不幸になるのは私のせい」と感じてしまう

💡 3つ以上当てはまる場合は、共依存傾向があるかもしれません。


共依存から抜け出すステップ

  1. 専門家に相談する
    市の相談窓口や自助グループに参加し、話を聞いてもらう
  2. 自分の時間を大切にする
    趣味やリラックスできる時間を意識的に作る
  3. 小さな成功体験を積む
    「今日は子どもに完璧に合わせなくても大丈夫だった」といった日常の達成感
  4. 境界線を意識する
    相手や子どもの行動・感情はその人のものと割り切る

まとめ

共依存は、自分を犠牲にして相手や子どもに合わせすぎる状態です。
でも少しずつ意識して行動を変えることで、心の余裕や自由を取り戻せます
一人で抱え込まず、自分を大切にすることを意識していきたいです。


※この記事は個人的な体験談や学習の記録であり、医療や専門的なアドバイスではありません